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もち米の魅力は、おもちだけじゃない⁈いつものご飯に、もっとモチモチのおいしさを!

もち米は、おもちだけに使うお米だと思っていませんか?モチッとした食感で季節の行事食はもちろん、いろんなお料理に使える優れものです。北海道のもち米は、高品質で生産量日本一。もっともっと食べないと、もったいない!

うるち米ともち米ってどう違うの?
うるち米ともち米ってどう違うの?

毎日のご飯として食べている「うるち米」の米粒は透明感がありますが、おもちを作るときにに使われる「もち米」の米粒は白く不透明で、見た目に違いがあります。しかし、いちばん大きな違いは、デンプンの割合です。
うるち米には、硬さを作る「アミロース」が20%程度、粘りを作る「アミロペクチン」が80%程度含まれています。
一方、もち米は、粘りを作る「アミロペクチン」がほぼ100%でできているため、モチモチと粘りが強くなるのが特徴です。

もち米とうるち米のデンプン
北海道のもち米
はくちょうもち
  • 北海道もち米のロングセラー。
  • やわらかさが長持ち。
  • 炊飯器で炊ける。
はくちょうもち袋
きたゆきもち
  • やわらかさと粘りが長持ち。
  • 雪のような白さ。
きたゆきもち袋
季節の行事食に欠かせないおもち
季節の行事食に欠かせないおもち

鏡もちや菱もち、牡丹もちにおはぎ、桜もちに柏もち、月見だんごなど、四季折々の節句のお祝いの行事食としてもちは日本人に古くから親しまれてきました。五穀豊穣や、子どもの成長を祈願したり、季節の移り変わりを祝う行事に、日本の食の基本である稲作がもたらすもちは大切な縁起物としてずっと食べられてきました。

1月正月(鏡もち、お雑煮)
3月桃の節句(桜もち)
5月端午の節句(ちまき、柏もち)
9月十五夜(お月見団子)
3月のお彼岸は牡丹もち(ぼたもち)こしあんです。9月のお彼岸は萩のもち(おはぎ)つぶあんです。
3月のお彼岸は牡丹もち(ぼたもち)こしあんです。
9月のお彼岸は萩のもち(おはぎ)つぶあんです。
コラム「ぼたもち」と「おはぎ」
ご飯の粒を半殺しのイラスト

うるち米ともち米を合わせて炊いた後につぶして、あんやきな粉などをつけてお彼岸に供える習慣からはじまったもので、春に作るのは「牡丹もち(ぼたもち)」秋に作るのは「萩のもち(おはぎ)」と呼ばれています。現在ではこしあんを使うと「ぼたもち」、つぶあんなら「おはぎ」と呼ぶ地域もあるようです。
ところで、「ぼたもち」「おはぎ」作りに関する「こわ~い(?)お話」。おばあちゃんやお母さんが、「皆殺しにしようか、半殺しにしようか」なんて呟いてるのを聞いたこと、ありませんか?これは、炊いたご飯をつぶすときに、ご飯の粒がなくなるくらい滑らかにつぶした状態(皆殺し)にするか、ご飯の粒を残した状態(半殺し)にするかを考えているのです。ちょっとドキッとする表現ですよね!

つぶあん
かぼちゃ
きなこ
黒ごま
シマエナガ
さくら
ちょい足し!いつもの料理がモチっと美味しく
ちょい足し!いつもの料理がモチっと美味しく

もち米を買ってみたものの、一度使ったら残りはそのままで、古くなってしまった…。そんな悩みを「ちょい足し」で解決!もち米の特徴を活かした、さまざまな活用方法をご紹介します。

白米をモチッと

うるち米に1割程度のもち米を混ぜて普通に炊飯するだけで、もっちり感がアップ。

手軽に点心

シュウマイの肉だねに水に浸けて水気を切ったもち米をまぶして、クッキングシートとフライパンで蒸し上げます。

サクサク食感のトッピング

もち米を乾煎りして、すり鉢で軽く砕くと、サラダやスープに合うサクサクした食感のトッピングに。

参鶏湯風スープ

鶏手羽元ともち米を生姜やニンニク、ネギなどと一緒に煮込んで、参鶏湯風の身体に優しいスタミナスープに。

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